酒蔵を知る

Understanding ふくしまの酒蔵を知る

ふくしまエリアマップ

会津エリア
中通りエリア
浜通りエリア
会津エリア
中通りエリア
浜通りエリア
  • 会津

    鶴ヶ城をはじめ会津藩の歴史を伝える見どころ多数。猪苗代湖や磐梯山など豊かな大自然にも恵まれています。酒蔵が最も多いエリアです。

  • 中通り

    桃や梨などのフルーツ栽培が盛んで、桜の名所や温泉もたくさんあります。主要交通機関が南北に走り、交通の大動脈となるエリアです。

  • 浜通り

    太平洋に面した、雄大な景観と豊かな海の幸に恵まれたエリア。現在、復興に向けた様々な取り組みが行われているエリアです。

中通り

地元・本宮に根ざし、
バラエティに富んだ味わいで勝負

大天狗酒造だいてんぐしゅぞう

住所
福島県本宮市本宮字九縄18
交通手段
電車/JR本宮駅より徒歩約1分
電話番号
0243-33-2017
営業時間
9:00~17:00
定休日
日・祝日
駐車場
あり(5台)
見学の可・不可
可(要予約)
売店のあり・なし
あり
HPのURL
https://daitengusyuzo.com/

 JR本宮駅のすぐ目の前。本宮市唯一の酒蔵として1872年から歴史を刻んできた大天狗酒造。名前の由来は、かつて倉庫として使っていた蔵の中を整理した際に、行李の中から持ち主不明の天狗の面が出てきたことから。地元密着の酒造りで、生産量のほぼ9割が市内で消費される、文字通りの地酒蔵です。蔵の名前を冠した「大天狗」は味わい深い辛口酒。一方、マネージャーの小針沙織さんが手がける「卯酒」は甘酸っぱく爽やかで女性にも好評と、バラエティに富んだラインナップで、近年ファンを増やしています。

大天狗のうめ酒

純米原酒と、本宮市産の白加賀梅を使って丁寧に仕込んだ梅酒です。 酸味がきいて甘すぎないのが特徴です。

中通り

とことん自然にこだわる「にいだしぜんしゅ」。
創業三百余年。見すえるのは、次の百年。

仁井田本家 にいだほんけ

住所
福島県郡山市田村町金沢字高屋敷139番地
交通手段
バス/仁井田本家入口バス停より徒歩約5分
電話番号
024-955-2222
営業時間
10:00~17:00
定休日
土・日・祝日(4~10月)
土・日(11~3月)
※売店は土・日・祝日も営業
駐車場
あり(30台)
見学の可・不可
可(要予約)
売店のあり・なし
あり
HPのURL
https://1711.jp/

 農薬や化学肥料に頼らない「自然米」と「天然水」で醸し出される「にいだしぜんしゅ」は、仁井田本家の代名詞。自社田で作られるお米も、もちろん無肥料自然栽培。とことん自然にこだわっています。自然からの贈り物、ピュアな日本酒のうまみを味わってみては。
 蔵の一部を開放して定期的に開催される「スイーツデー」は、お酒が苦手な人でも十分に楽しめるイベント。「こうじチョコ」など米糀を使ったスイーツや、地元ショップの美味しい味に出逢えます。気軽に訪問できて、蔵の雰囲気も味わえるのでおすすめです。

しぜんしゅ しぼり

無ろ過のしぜんしゅは自然米のうまみと甘さに加え、ピチピチした発酵の炭酸ガスを残したフレッシュな味わいです。

中通り

真面目で一途な酒造りに
若き杜氏の技が冴える

松崎酒造 まつざきしゅぞう

住所
福島県岩瀬郡天栄村大字下松本字要谷47‐1
交通手段
車/東北自動車道矢吹ICより約16分
電話番号
0248-82-2022
営業時間
9:00~17:00
定休日
土・日・祝日
駐車場
あり(15台)
見学の可・不可
不可
売店のあり・なし
なし
HPのURL
http://matsuzakisyuzo.com/

 近年、若手が次々に頭角を表している福島の日本酒ですが、天栄村にある松崎酒造の存在感は際立っています。2011年に前の杜氏さんが病に倒れ、代わりに酒造りを担うことになったのが現杜氏の松崎祐行さん。福島県酒造組合が運営する清酒アカデミーで学び、始めて造ったお酒が全国新酒鑑評会で金賞を受賞。以後、決審のなかった2020年まで途切れることなく受賞を果たしています。
 代表銘柄「廣戸川」は、お米の旨味を活かした、柔らかで飲み飽きしないお酒。これからも注目の酒蔵です。

廣戸川 特別純米

福島県産「夢の香」100%使用。軽やかな吟醸香とすっきりした飲み口が特徴。冷やでもお燗でも楽しめる食中酒です。

中通り

地元の米と水、人の手が造る
最高の“地酒”を目指して

豊国酒造(古殿町) とよくにしゅぞう

住所
福島県石川郡古殿町竹貫114
交通手段
バス/古殿中通りバス停より徒歩約5分
電話番号
0247-53-2001
営業時間
9:00~17:00
定休日
土・日・祝日
駐車場
あり(1台)
見学の可・不可
不可
売店のあり・なし
あり
HPのURL
http://azuma-toyokuni.com/

 阿武隈山系の山々に囲まれた自然豊かな古殿町で代々酒造業に携わってきた豊国酒造。“東豊国”とも呼ばれ、古殿の地酒として愛されています。その土地の水と米が最高の“地酒”を生み出すという考えから、地元生産者の育てたお米と近隣の山々に蓄えられた伏流水を使い、お酒を仕込むのが豊国酒造のこだわり。9代目蔵元・矢内賢征さんによる新ブランド「一歩己」は「伝統・格式+モダン」をコンセプトに掲げ、透明感のあるフレッシュな旨味が冴え渡ります。

一歩己 純米原酒

口に広がる甘味・旨味が、わずかな渋味によって輪郭づけられることで、飽きのこない美味さをもつお酒です。

中通り

繊細で優美な味わいで、
評価が急上昇中!

大木代吉本店 おおきだいきちほんてん

住所
福島県西白河郡矢吹町本町9番地
交通手段
電車/JR矢吹駅より徒歩約1分
電話番号
0248-42-2161
営業時間
9:00~17:00
定休日
火曜日
駐車場
あり(5台)
見学の可・不可
可(要予約)
売店のあり・なし
あり
HPのURL
https://www.daikichi-sizengo.co.jp/

 雅な着物姿の女性が楽器を奏でるラベルが印象的な「楽器正宗」、原料米にこだわり、自然への感謝を込めて醸される「自然郷」。近年、日本酒ファンから引っ張りだこの大木代吉本店のお酒は、隅々にまで緻密な設計を張り巡らせた繊細さがありながら、ジューシーで華やか。世界一おいしい市販酒を決める「SAKE COMPETITION」でも高く評価されています。一方で蔵のある矢吹町の環境を守るべく、休耕田を自社田へと復活させる取り組みや、地域の人々とのふれあいも積極的に行うなど、地元に密着しています。

楽器正宗 本醸造 別撰

穏やかなフルーツ感と柔らかなお米の旨みを感じる淡麗な味わいはどんな食事にもよく合い、食中酒にぴったりです。

会津

チャーミングな女性杜氏が造る
飲み飽きしない食中酒

喜多の華酒造場 きたのはなしゅぞうじょう

住所
福島県喜多方市字前田4924
交通手段
電車/JR喜多方駅より徒歩約8分
電話番号
0241-22-0268
営業時間
9:30~17:00
定休日
なし
駐車場
あり(10台)
見学の可・不可
可(要予約)
売店のあり・なし
あり
HPのURL
http://www.kitano87.jp/

 喜多方市の中心部に蔵を構える喜多の華酒造場は、市内10蔵の中で最も“若い”蔵。「喜多の華」という名には喜多方で一番を目指したいという思いと、お酒を飲んだ人にたくさんのすばらしい出来事があるように、との願いが込められているといいます。現在は社長の星敬志さんの長女で、チャーミングな人柄の里英さんが修行を経て杜氏に。ストイックな酒造りで、全国新酒鑑評会などでも好成績を収めています。主要銘柄の「喜多の華」「蔵太鼓」はどちらも飲み飽きしない酒質で食中酒にぴったり。

喜多の華 特別純米

甘みと酸味のバランスがとれた、キレよく爽やかな飲み口。飲み飽きしないすっきりした味わいは、食中酒にぴったりです。

会津

シュワっとほのあまがクセになる
喜多方の新定番

笹正宗酒造 ささまさむねしゅぞう

住所
福島県喜多方市上三宮町上三宮籬山675
交通手段
車/会津縦貫北道路喜多方ICより約13分
電話番号
0241-24-2211
営業時間
8:30~17:00
定休日
日・祝日
駐車場
あり(5台)
見学の可・不可
可(要予約)
売店のあり・なし
あり
HPのURL
https://www.sasamasamune.com/

 のどかな田園風景が広がる喜多方市上三宮地区にある笹正宗酒造。8代目の岩田悠二郎さんがリリースした『ささまさむね』は、2015年の「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」でゴールドメダルを受賞したことをきっかけに、一躍人気銘柄となりました。かすかな微発泡をまとった甘酸っぱく現代的な味わいは、女性からも支持されています。近年では、地元の生産者と協力しながら無農薬、有機米を栽培するなど、「ほんものを造る」という社是に従い、日々酒造りに取り組んでいます。

ささまさむね 特別純米

瑞々しい香りと微かな発泡感が、爽やかですっきりした飲み口を演出。純米の芳醇な旨みが余韻を引き締める逸品です。

会津

技術力の高さで目指す
理想の「きれいなあまさ」

名倉山酒造 なぐらやましゅぞう

住所
福島県会津若松市千石町2番46号
交通手段
バス/千石中央バス停より徒歩約5分
電話番号
0242-22-0844
営業時間
8:00~17:00
定休日
土・日・祝日
駐車場
あり(5台)
見学の可・不可
可(要予約)
売店のあり・なし
あり
HPのURL
http://www.nagurayama.jp/

 日本で最も歴史ある日本酒コンクール全国新酒鑑評会で、11年連続で金賞を受賞していると聞けば、技術力の高さが伝わることでしょう。名倉山酒造は徹底的に酒質にこだわり、伝統的な中にも時代にあった挑戦を欠かさない、そんな酒蔵です。お酒の味わいに共通するのは、上品で透明感のある「きれいなあまさ」。口に含んだ瞬間に吟醸香の華やかな香りが広がり、ほんのり甘い余韻が残ります。近年は、“毎年成長する酒”を目標に「会津士魂」といった新銘柄もリリースし、今後の展開にも注目が集まります。

純米吟醸酒 
月弓(げっきゅう)かほり

口に含むとさわやかな果実香が広がり、すっきりとした「きれいなあまさ」による馥郁とした味わいが楽しめます。

会津

幻の酒米「京の華」を醸す
全国でただひとつの酒蔵

辰泉酒造 たついずみしゅぞう

住所
福島県会津若松市上町5番26号
交通手段
電車/JR会津若松駅より徒歩約18分
電話番号
0242-22-0504
営業時間
9:00~17:00
定休日
土・日・祝日
駐車場
あり(2台)
見学の可・不可
不可
売店のあり・なし
なし
HPのURL
http://tatsuizumi.co.jp/

 明治10年創業の辰泉酒造は、手造りならではの丁寧な仕込みでファンの多い蔵です。かわいい龍のモチーフが描かれた辰ラベルシリーズは、4代目・新城壯一さんのこだわりが詰まった人気シリーズ。独特の辛さ・キレの良さは一度味わったら忘れられません。また新城さんは、幻の酒米「京の華」の可能性に惚れ込み、途絶えていた栽培を復活させて酒造りに取り組んでもいます。ひたむきな情熱に支えられた「京の華」の芳醇でバランスのとれた味わいは、全国で唯一、辰泉酒造のお酒でのみ楽しむことができます。

辰泉 純米吟醸 辰ラベル

かわいい「辰ラベル」は季節毎の限定品。商品ごとにラベルの色が変わり、原料や仕込みにもこだわった人気商品です。

会津

会津藩時代からの歴史が
今に息づく手造りの酒

鶴乃江酒造 つるのえしゅぞう

住所
福島県会津若松市七日町2番46号
交通手段
電車/JR七日町駅より徒歩約5分
電話番号
0242-27-0139
営業時間
9:00~18:00
定休日
なし
駐車場
あり(2台)
見学の可・不可
可(要予約)
売店のあり・なし
あり
HPのURL
https://www.tsurunoe.com/

 鶴乃江酒造は、会津若松市の観光名所・七日町通りに佇む、1794年創業の老舗。かつて会津藩御用達頭取を務めた家柄で、屋号の「永宝屋」は今なおお酒の銘柄として受け継がれています。杜氏を務める坂井義正さんは2018年に「現代の名工」にも選ばれた腕の持ち主。その技術力を惜しみなく注ぎ、ひとつひとつの作業に丁寧に向き合うことで、豊かでふくらみのある味わいを引き出しています。代表銘柄の「会津中将」、そして蔵の看板娘・林ゆりさんが手がける「ゆり」、どちらも食中酒にぴったりです。

会津中将 純米吟醸 
夢の香

福島県の酒造好適米「夢の香」を使用。軽やかな香りとふくらみのある旨みがバランスよく、飲み飽きしない味わい。

会津

人気も実力もトップクラス
日本酒ファンを虜にした味

宮泉銘醸 みやいずみめいじょう

住所
福島県会津若松市東栄町8番7号
交通手段
バス/北出丸大通りバス停よりすぐ
電話番号
0242-27-0031
営業時間
9:00~16:30
定休日
なし
駐車場
あり(15台)
見学の可・不可
不可
売店のあり・なし
あり
HPのURL
http://www.miyaizumi.co.jp/

 鶴ヶ城のほど近くに建つ、漆黒の板塀がスタイリッシュな宮泉銘醸。4代目の宮森義弘さんの手によって生まれ変わった「冩樂」と「会津宮泉」は、国内外の日本酒コンクールでトップクラスの成績を収め、今や知らない人はいない銘柄となりました。「米、酒、人を愛し、また誰からも愛される酒を目指す」という理念を貫き、蔵人が一丸となって酒造りに取り組むのが宮泉銘醸のスタイル。さまざまな酒米にも果敢に挑戦し、季節ごとに異なる味わいを表現したお酒は、日本酒ビギナーからマニアまで幅広い飲み手に選ばれています。

會津宮泉 純米酒

旨みと酸味がバランスよく広がり、キリッとしたキレのある後味で、お米の味わいを楽しめる純米酒です。

会津

南会津の良質な米と水で
地域密着の酒造り

花泉酒造 はないずみしゅぞう

住所
福島県南会津郡南会津町界字中田646-1
交通手段
車/常磐自動車道会津若松ICより約1時間40分
電話番号
0241-73-2029
営業時間
8:30~16:30
定休日
土・日・祝日
駐車場
あり(5台)
見学の可・不可
不可
売店のあり・なし
あり
HPのURL
https://hanaizumi.ne.jp/

 福島県の南東に位置する南会津町は、その雪深さゆえに清らかな水に恵まれ、良質なお米が育つことで知られる町。花泉酒造は、そんな南会津町で風土や自然をそのままお酒に落とし込むような地域密着の酒造りを続けています。大きな特徴は、全銘柄で「もち米四段仕込み」を行っていること。通常の「三段仕込み」にさらに蒸したもち米を投入することで、コクがありつつもすっきり柔らかな酒質のお酒が生まれます。地元に根付いた「花泉」と季節ごとの味わいを提案する「ロ万」、それぞれのコンセプトの違いも楽しんで。

ロ万 純米吟醸一回火入れ

100%会津産の米を使うなどこだわりぬいて醸し出されるロ万シリーズ。香りたつ爽やかな飲み口は、テーブルを華やかに演出します。

浜通り

時代を経ても変わらず
愛されるいわきの地酒

四家酒造店 しけしゅぞうてん

住所
福島県いわき市内郷高坂町中平14番地
交通手段
バス/高坂団地入口バス停より徒歩約3分
電話番号
0246-26-3504
営業時間
8:00~17:00
定休日
土・日・祝日
駐車場
あり(5台)
見学の可・不可
不可
売店のあり・なし
なし
HPのURL
http://ww35.tiki.ne.jp/~iwaki-syuzou/sakaya/sike.html

浜通りの南部に位置するいわき市は、炭鉱の街として大いに栄え、最盛期には30軒もの酒蔵が軒を連ねました。しかし時代が移り変わり、現在、仕込みを行っているのは2軒のみ。そのうちのひとつ、四家酒造店のお酒は生産量の9割以上が地元で消費されるという、まさに地酒です。代々、南部杜氏を招いて醸すお酒は、飲み口の良さが人気の「又兵衛」。比較的温暖な気候の中での酒造りとあって温度管理には特に気を遣い、丁寧な仕込みを心がけていると言います。いわきの海の幸と合わせてどうぞ。

又兵衛 
特別純米酒 ふくみ

甘口ながら、酸味と旨みの絶妙なバランスでキレのよいのど越し。いわき水揚げの「常磐もの」にもよく合います。

浜通り

震災からの復興への願いを
日本酒に込めて

鈴木酒造店 長井蔵すずきしゅぞうてん ながいくら

住所
山形県長井市四ツ谷1-2-21
交通手段
電車/山形鉄道南長井駅より徒歩約5分
電話番号
0238-88-2224
営業時間
8:00~17:00(月~金曜)
8:00~12:00(土曜)
定休日
日・祝日
駐車場
あり(3台)
見学の可・不可
可(要予約)
売店のあり・なし
あり
HPのURL
http://www.iw-kotobuki.co.jp/

 浪江町で江戸時代から続く鈴木酒造店は、東日本大震災で甚大な被害を受け、山形県長井市に移転して酒造りを続けてきました。代表銘柄は「磐城壽」と「一生幸福」。縁起の良い名前には震災の悲しみを乗り越え、「人々が歓びを分かち合う酒となるように」との願いが込められています。全工程で手作業を重視し、芳醇な旨口タイプから、キリッと引き締まった辛口まで幅広いラインナップが揃うほか、季節商品も充実。2021年からは念願だった地元・浪江町での酒造りが始まることになり、新たな一歩を踏み出します。

磐城壽 純米酒

口当たりよく飲み飽きしない、米の旨みがしっかり感じられる純米酒。いろいろな食材と合わせて飲みたい浜の定番酒です。